今回より不定期ではありますが、交通事故に関する内容を発信致します。
今年は雪解けが早いですが、まだまだ気温が低くなる日もあるかと思い
ますので冬型の事故についてご説明したいと思います。

赤信号で停止している前方車(A)に後方車(B)が追突した事故の責任割合は
一般的に0(A)：100(B)となります。しかし、直進(片側一車線)していた
Ａ車がアイスバーンでスリップしスピン等で道路を塞いで停止したところに
後続車のＢ車が追突した場合はどうでしょう。「当然、スピンしたＡ車が
事故の原因なのだから、ほとんどＡ車が悪くなるだろう」と思いますよね。
ところが過去の裁判の判例では、Ｂ車の車間距離不足等が事故の原因と
みなされ、Ａ車30％前後、Ｂ車70％前後の責任割合となったケースもあり
ますのでご注意下さい。