こんにちは、オバラメガネです。
お客さまより、メガネのレンズにキズが入ってしまった場合、直すことができるかどうかご相談をいただくことがあります。
今回はメガネに入ったキズについてのお話をしたいと思います。
メガネレンズのキズは直る?
まずは結論からお話しすると、基本的にメガネのレンズに入ったキズを直すことはできません。
レンズにキズが入っていて、メガネが使いづらいと感じる場合、当店ではフレームはそのままに、レンズのみの交換をおすすめしています。
また、3年以上使用しているメガネは、レンズだけでなくフレームも劣化している可能性もあります。利用年数によっては、メガネ一式でのご購入がおすすめです。
レンズも、キズ防止コーティングが付いているものは長く安全に使うことができるので、多くの方にご利用いただいています。
レンズのキズ防止コーティングは、レンズ・フレームのサイズに関係なく可能ですので、メガネをお選びになる際にご相談ください。
レンズにキズが入る主な原因
レンズのキズは、思い当たるものから、いつの間にか知らないうちにできているものまで、多岐にわたります。ほんの些細な行為でも、レンズに対してキズを作ってしまうきっかけになったりもします。
せっかくレンズを新しいものに交換したとしても、また傷が入ってしまうと悲しいですよね。
下記の主な原因を知ることで、お気に入りのメガネを大切に長くお使いいただけるでしょう。
1.メガネ拭きでのから拭き
これは多くの方がしているのではないでしょうか。
実は、から拭きが一番細かい傷が蓄積しやすいんです。
メガネを使っていると、空気中のチリやホコリがレンズ表面に付着します。ただ付着するだけでは傷つくことはありませんが、その上からメガネ拭きを使ってから拭きすることで、チリ・ホコリをレンズに対してこすりつけることになり、細かいキズになってしまうのです。特に、頑固な汚れを取りたくてゴシゴシと力を入れてしまうのは、レンズの寿命を縮める可能性があります。
気づくとすぐ拭いてしまいたくなりますが、ちょっとひと手間。一度水でチリ・ホコリを流してから、メガネ拭きで拭くようにしましょう。
2.メガネをしたままお風呂に入る
汚れたメガネをついでに洗えて、特に油・皮脂汚れには温かいお湯が効くから一石二鳥、という考えもあるかと思います。
しかし、メガネのレンズには元々キズや汚れを防ぐためのコーティングが施されています。このコーティングが、熱に弱い性質を持っているので、お湯で洗うだけでレンズの寿命を縮める危険があります。他にも、シャンプーやボディーソープなどが付着してもコーティングが剥がれる可能性があるため、なるべくお風呂にメガネを持ち込むのは避けたほうが良いです。
同じ理由で、メガネを洗剤で洗うのも注意が必要です。洗剤を使うときはメガネ用の物か、中性洗剤(台所用洗剤)を薄めて使いましょう。
メガネを長く使うためのコツ
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