北米の歴史や文化の研究者、山田 利一 教授をご紹介します!
北洋大学

山田 利一 教授
【北洋大学講師紹介シリーズ】第二弾!
本日は、Business EnglishⅠ・Ⅱ, English for Tourism, 北米歴史文化論を担当している、山田 利一 教授をご紹介します。
Q: 先生のご経験を教えてください。
A: 最初は東京の明治学院大学の法学部に進学しました。子供のころから政治と国際関係に関心があったからです。ドイツの難民からハーバード大学教授になったヘンリー・キッシンジャー博士に憧れていました。当然、留学を考え、英語の専門書を自習し、講義は英語でノートし、卒論も英語で書きましたが、学力不足で留学はできませんでした。でも卒業時には語学の専門家として鹿島建設に採用され、翻訳や通訳を経験しました。しかし研究者になりたい夢を捨てることができないので、母校の文学部英文学科に学士編入しました。中世英文学のゼミで猛勉強したら、指導教授に大学院進学を勧められ、母校の大学院に進み、獨協大学での非常勤講師からスタートし、20以上の大学・短大・専門学校で専任教員・非常勤講師を務め今日に至りました。途中、関東学院大学の大学院に社会人入学して博士号を取得しました。最初は英文学でしたが途中からアメリカ文学に専門を変え、さらに文化研究・歴史研究にシフトしました。研究領域は宗教、歴史、都市(郊外)、人種・民族・階級、国家論(国民国家研究)、そして文明論です。論文・著書は60本近くあります。
Q: 先生のクラス/ゼミでは何が学べますか?
A: 上に掲げた「取扱商品」の中から何でも学べます。使用するテキストも和書・洋書が選べます。
Q: 学生のみなさんに、先生のクラスの魅力を教えてください。
A: 私が大学教師として最初に勤務した獨協大学の創始者、高名な哲学者で文部大臣も務めた天野貞祐先生のモットー、「大学は学問を通じての人間形成の場」を信条としています。真面目に勉強してください。そうすれば立派な人間になれます。大学は強制されて来るところではありません。勉強したい、学問したい人が来るところです。ならば勉強しなければいけません。それも真面目に。そうすれば、出世できるかどうかはわかりませんが、立派な人格者になれるはずです。人間に大切なものは金や地位ではなく徳です。人として最も大切なことを教えるのが私の役目と自負しています。私は様々な人生経験・職業体験をしてきました。そこから学んだ教訓をゼミ生に伝えたいと願っています。
Q: 語学/文化にまつわる、面白体験談、シェアしたいストーリーを教えてください。
A: *ベニス(ベネツィア)で見た薄暮(夕方)の空の美しさに感動しました。ドイツの田舎町で、古城を改造したホテルに宿泊したことがあります。湖に面した広い部屋で一晩だけ殿様気分を味わいました。若者よ、世界を歩け!
*海外旅行をするうちに日本とは異なる都市構造に気づきました。それが郊外です。都市を取り巻く緑の海、巨大な住宅地です。都心を離れるほど広い敷地、大きな住宅になります。日本では、金持ちは都心に住みますが、英語圏・ヨーロッパでは金持ちは郊外に住みます。これを研究し、『「郊外」復興 “緑の海”の住空間 サバービア文化論』(春風社)という本にしました。出版時、新宿の紀伊国屋書店に平積みされ、地方の図書館から寄贈依頼があり、神奈川新聞が書評してくれました。後日、フランス人が教えてくれました。ロンドン、パリ、ベルリンは西の季節風が吹き、都市の汚れた空気は東に流れます。したがって高級住宅地は西に、労働者地区は東にあるのです。ロンドンのイースト・エンドは貧民街で有名でしたが、そういう訳があったのです。
Q: 北洋大学で学びたい受験生のみなさんに一言お願いします。
A: 私は「エリート大学」出身ではありません。でも大学時代に一所懸命に勉強したおかげで「一芸」を身に着けることができました。そしてその芸を生かして人生を生きてきました。大学は入るときではなく、出るときが大事です。4年間、たくさん読書し、社会人の話を聞き、内外を旅して、人生について考えましょう。社会に出てからでは遅すぎます。
山田先生、ありがとうございました!!
『大学は学問を通じての人間形成の場』という信条のもと、「人として最も大切なことを教えていきたい」という思いをお持ちの山田先生からの熱いメッセージでした。自分の中の可能性を見つけ、それを伸ばしていける大学での学びの4年間。みなさんは、どんなことを学び、成長していきたいですか?山田先生の英語や北米歴史文化論を学んで、視野を広げ、世界に飛び出しましょう!
基本情報
口コミ
このお店・施設に行ったことがありますか?あなたの体験や感想を投稿してみましょう。